介護職に就くためのスタートライン！介護職員初任者研修とは

介護職員初任者研修の特徴とメリットはコレ

介護職員初任者研修とは、厚生労働省が基準を定めた介護の資格の中でも、初心者向けの資格として位置付けられるものです。短期間で学習できるのが特徴で、介護の分野で就職・転職を考えている方におすすめの資格となります。
資格を取得することで、介護の分野に真剣に取り組む姿勢や、学習の過程で得た知識・技術をアピールすることができます。民営のスクールで学ぶことができますが、公式の資格なので履歴書に書いて介護事業所などの採用者にアピールすることが可能です。
「こころとからだのしくみ」など、日常的に触れていながら実は深く理解できていない人体と生活について学ぶことができる資格です。ご自宅でご家族の介護をなさる方にもおすすめします。

資格取得の方法と期間

介護職員初任者研修の資格取得のためには、スクールに通う必要があります。通信+通学で学べる講座と、通学のみで学ぶ形式の講座があります。受講者の方がご自分のライフスタイルに合わせて適した形の学び方を選ぶのが良いでしょう。注意すべきなのは、いずれの形でも半分以上の学習時間は通学(スクーリング)の必要があるという点です。
気になる学習時間ですが、これは130時間と国の基準で定められています。スクールによって講座の開講期間が違い、短いところでは1か月で完了させる講座もあるようです。ただし、学習時間の合計は変わりません。ギュッと詰め込んで短期間に資格取得を目指したいか、無理のないペースで他の仕事や学業と並行して勉強していくか、検討する必要があります。